2024年7月13日土曜日

渡瀬西播磨県民局長による、斎藤兵庫県知事の政治姿勢をただす公益通報文書

<経過>
去る3月12日付けで
★ 標題の文書が渡瀬県民局長からマスコミ各社に送られ、4月4日に公益通報文書として企画県民部 県政改革課に提出されました
★ この文書を受け取った知事は、「公益通報」ではなく「誹謗中傷の怪文書」として扱い、内部調査を行って「嘘八百の文書を流すことは職員失格」と評価して、守るべき公益通報者を5月7日付けで停職3ヶ月の報復懲戒処分にしました
★ しかし一部の県議から、「内部調査は使用できない」と百条委員会の設置要求され、6月13日の県会で設置が可決されました。ここで維新と公明の県議は同委員会の設置に反対しました。
★ 公益通報を行った渡瀬県民局長は7月9日、姫路市内の生家で自死されましたが、斎藤知事・片山副知事ら牛タン5人組が県庁内で行った陰湿な県民局長バッシングが原因とされます。
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★ 文書には、次の七つの内容が記されていました
1.兵庫震災記念21世紀研究機構の理事長と副理事長を解任する。理事長は急性大動脈解離を発症し急逝。
2.令和3年の知事選挙において4名の県職員に選挙運動をさせてうち一人の居住地である三木市の幹部恫喝して選挙運動を手伝わせた。この4名を昇任させた
3.次期知事選(令和7年8月)に向けて、県幹部を同行させて商工会議所などへ投票依頼の事前運動を行っている
4.おねだり体質が強く、コーヒーメーカー・ゴルフクラブなどのお土産を要求している。また利害関係者と飲食を共にし支払いをつけ回す。
5.知事の政治資金パーティにおいて、信用金庫などに「補助金を減額する」と恫喝して大量のパー券を購入させる。
6.5年5月のオリックス・タイガースの優勝パレードにおいて必要経費を調達するために行ったクラファンで目標額を下回ったので、信用金庫に補助金を増額交付して募金として環流させてパレードの経費として流用した。
7.県幹部との連絡の際、机をたたいて怒鳴りつける。気に入らない職員は人事異動で左遷するパワーハラスメント。
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<これから>
★ 百条委が始まり、これらの7項目の事実関係の調査に右往左往しています。無駄です。
★ 齋藤知事は、東大卒後、総務省に入省後、佐渡市・飯舘村・大阪府などへ行政経験も無いまま出向。しまいに維新の推薦で兵庫県知事に当選しましたが多岐にわたる知事の仕事などこなせるはずがなく、ましてや人事当局を操って懲戒や左遷などを連発できるわけがありません。
★ そこで出てきたのが「あやつり齋藤人形」の糸を操る片山副知事です。お坊ちゃま知事の仕業は7項目のうち「おねだり」と「パワハラ」のふたつだけで、残りの5つのややこしいシゴトはたたき上げである副知事の差し金が強いと想像します。
★ 片山副知事は、問題発覚後さっさと嘘泣き辞任して姿を消しました(県職員らに言わすと「逃げた」)が、百条委が渡瀬元県民局長の公益通報文書を検証したいなら、元副知事を証人として呼べば話しが早いけれど自分のやったことを正直に喋るはずありませんね。
★ この話が分かる二つの解説動画はこちら



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