2011年3月14日月曜日

福島第一原子力発電所の対応には 国の総力を!

今日14日のテレビ報道をみて、思いましたが
 ☆ 燃料タンクが流失して、2号機を冷却するポンプが 止まった
 ☆ その結果、燃料棒を冷却する水がすべて蒸発してなくなり
   炉心を含めて、燃料棒が溶けたかもしれないとのことです
 ☆ 会見した東京電力の広報担当者は、難解な言葉をいっぱい使って

   しどろもどろに その場を繕うことしか できません
   いま、必要としている能力をもった 「人材」ではありません
   保安院のヅラおじさんは、言葉は 明快でしっかりしてはいますが・・
 ☆ 海水の注入とそれに続く復旧作業は、
当然重要ですが
 ☆ それよりもっと大切なことは、現場を指揮している指揮者や
   体
制、作業者が「下請け任せになっているんではないか」です
 ☆ 本当に、現場で有能な指揮者が、適切な作業内容を命令できている
   のか、しっかり検証するべきです

 ☆ 日本人の悪いくせは、「現場を信頼して・・」ですが、いまは疑ってかかる

   ことが、絶対必要なことです
 ☆ マスコミも、有識者を呼んできてスタジオで靴の外から足をかくような
   ほど遠い議論をしてないで、現場の体制がどうなっているのか
   検証するような報道が必要です
 ☆ 計画停電の運用を含め、東京電力の体制のみに 頼らず
   ここでは、国として 強いリーダーシップを発揮するべきです
 ☆ 大きな失敗をおそれ、東電任せにしておくと、後で取り返しが
   つかなくなります。国は いつもなら「強力に行政指導し命令する」と。
   ところが、今は手をこまねいて一喜一憂して眺めているだけです

≪3/19追記≫
 ☆ 消防庁と自衛隊が 参加して散水が始まり、ここにきて菅総理や
   枝野長官の口から 「国の総力を挙げて・・」 という言葉がやっと出てきました
 ☆ 北澤防衛庁長官は、ちょっと放水しただけで鬼の首を取ったように
   今日会見しましたが、つい先日は「そんな危ないことは自衛隊員には
   させられない」といっていました。 この男も、今の事態と自分の責務を
   どう認識してるんでしょうか
 ☆ やはり、今まで国は「事態の責任は全て東電にある」として事態を他人事の
   ように傍観していたようです
 ☆ 自民党の谷垣などは、国家的非常事態だから一緒にやろうという
   菅総理の依頼を、党利党略から拒否しました。最低の大馬鹿者です
   これは「自分の能力を超えた事態なので助けて欲しい」という菅の悲鳴です
   悲鳴を聞いても助けないのはどういう根性ですか
 ☆ 災害対策には協力すると、口では言っていますが、実際にやって
   いることは、「非協力」そのものです
 ☆ 国の総力を結集し120否、150%の能力を絞り出して対応すべき事態なのに
   言を左右に、自分の立場ばかり考えています。ホントに 谷垣は愚か者です
 ☆ 自民党首脳部が、相談した結果だそうで、馬鹿者たちが相談すると
   とんでもない愚かな結論が、出てくるものです
 ☆ どさくさに紛れて大連立を画策していると「拒否」しましたが、今の事態
   つまり このどさくさは、紛れなければならない 千年に一度のどさくさ
   だと思います
 ☆ 現場で決死的放水活動をした 東消の隊員の、男泣きの会見を聞くと
   私も涙がでましたが、それに比べてよくも こんな愚かな結論を 自民党
   として出したものです
 ☆ 国のリーダーや議員たちは「・・・に やらせる」という言葉をよく使うし
   他人の責任を追求することはよくやりますが、自分の責任や責務を
   遂行するときは、できない理由ばかりさがして、ごまかします
 ☆ 二世や三世の無能な議員を 国政の場に送り出すものだから、まともな
   政治家が育たないのです。
 ≪ 20日追記≫
 ☆ NHKの日曜討論の最後に 内閣府副大臣の平野達男が、「現場でそれぞれ
   がしっかりと判断をしてやれ」と言い、終わる寸前に 解説員の島田敏男氏が
   とっさに「国としっかり連絡を取った上でですね」と言い足しました。 番組が
   副大臣の発言で完全にぶちこわされました。いまだに自分の責務を理解
   できないこんな無能な政治家がいるんです早く自分の責務に気づいて
   頂きたいです

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